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ワタシが書店で必ず立ち寄るコーナーは、模型雑誌の棚と新書の棚です。
AFVの模型雑誌をぱらぱらとめくり、「キングタイガーのポルシェ砲塔が付いている奴作りたいなぁ。でも、時間も技術も無いし…。」云々と頭の中でひとりごちた後、新書のコーナーへ足を運びました。
前回と代わらぬ品揃えだと思っていたところ、特徴的なタイトルの本が平積みで並んでいるの見つけて驚いてしまいました。
『食い逃げされてもバイトは雇うな』
『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い』
同じ著者の本なのです。
2冊目の方が今年に入ってから発売されたもので、極めてあっさり前作のタイトルを全否定しています。
意地悪く捉えると、2冊目を書いたことで前作の意味が無くなったのではとも言えます。
一応数字に絡むことを生業としているものとしては、本の内容に興味が無いわけでは無いのですが、この「いかにも狙ってつけました」臭がぷんぷんする本に毎月のやりくりに苦労する乏しい小遣いを充てるのは惜しいのです。ゆえに、前作すら読んだことはありません。
昨年あたりから新書ブームとかであちこちの出版社で新刊を出すのが流行っているようです。ブームとは言っても、実際は少ないパイの取り合いに出版社は苦労していることでしょう。
本、特に新書などはいかに興味を持ってもらうかがパイの取り分を決める世界だと思われるので、勢いタイトルが刺激的なものになるのは仕方の無い事なのでしょう。
しかし、タイトル頼みの本を出しているだけではブームは早晩終わるでしょう。
こうやって非難めいたことを書いても、brogにアップされることで宣伝になるのだから、結果的には出版社・著者を利することになるんでしょうね。
悪名は無名に勝ると言うことですかね。
読まずにタイトルだけをあげつらって非難することは、とても褒められるべきこととは思えませんが、そういう「臭い」を嫌う者もいるということでお許しいただきたいと思います。
一応最後に誤解を招かぬように一言付け足しておきますが、この2冊が「タイトルだけの新書」と言っているわけではないですからね。読んでないから、そんなことは言えませんよ。
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